〈宮崎県の実例〉台風被害に備える保険で、1,000万円の損害が自己負担ゼロに
令和6年8月、宮崎県を直撃した台風に伴う竜巻で、建物・家財あわせて約1,000万円もの損害が発生した事例があります。しかし、適切に火災保険を活用したことで、自己負担ゼロで修理を完了することができました。一方、同じ竜巻で多くの車両も被害を受けましたが、車両保険に加入していなかった方は保険金を受け取ることができませんでした。
宮崎県は台風の上陸・接近が多い地域です。この記事では、実際の被害事例をもとに、台風による住宅・家財の損害と火災保険の関係、そして見落とされがちな車の損害と車両保険の重要性について解説します。
台風で家や車が壊れたとき、保険は使えるのか?
台風による被害が発生したとき、「保険で補償されるのだろうか」と不安に思う方は多いでしょう。結論から言えば、住宅や家財の損害は火災保険で、車の損害は車両保険でそれぞれ補償されます。ただし、補償を受けるためにはそれぞれの保険に適切に加入していること、そして補償の範囲内であることが条件となります。
大切なのは、「台風が来てから考える」ではなく、日頃から自分の保険内容を把握しておくことです。
【実例】宮崎の竜巻で約1,000万円の被害→自己負担ゼロで修理できた理由
令和6年8月の台風・竜巻で何が起きたか
令和6年8月、宮崎県に上陸した台風の影響で、県内各地で竜巻が発生しました。この竜巻により、ある家庭では屋根や外壁、さらに家財道具にまで被害が及び、損害額は建物・家財あわせて約1,000万円に上りました。
近年、宮崎では台風そのものの被害だけでなく、台風に伴う竜巻による突発的・局所的な被害も増えています。竜巻は非常に短時間で甚大な損害をもたらすため、その怖さを改めて痛感した出来事でした。
火災保険の「風災補償」が適用されたポイント
この事例では、加入していた火災保険に「風災補償」が含まれていたことが、自己負担ゼロを実現した鍵でした。
火災保険は「火事のときだけ使える保険」と思われがちですが、実際には台風・竜巻・暴風雨などの風災も補償の対象となります。建物の損害だけでなく、家財(家具・家電など)の損害も補償されるため、被害額とほぼ同等の保険金が支払われ、修理費用を全額まかなうことができました。
保険金の請求にあたっては、被害状況の写真や修理見積書の提出が必要となります。被害を受けた際はすぐに写真を撮影し、保険会社または代理店に連絡することが重要です。
火災保険で補償される台風被害の範囲
建物・家財への補償(屋根・外壁・カーポートなど)
火災保険の風災補償では、主に以下のような損害が補償の対象となります。
- 建物への損害:屋根材の飛散・破損、外壁のひび割れ・剥落、窓ガラスの破損など
- 家財への損害:雨漏りによる家具・家電の損傷など(※)
- カーポートや物置:敷地内の付属構築物も補償対象となる場合があります
※雨漏りによる家財の損害は、建物に外傷があった場合のみ保険金お支払いの対象になります。
例:台風でものが飛んできて屋根に穴があき、そこから雨が打ち込んできた。
ただし、補償内容は契約している保険の内容によって異なります。「建物のみ」「家財のみ」「両方」のいずれで契約しているかを確認しておきましょう。
補償されないケースに注意
火災保険でも補償されないケースがあります。代表的なものは以下のとおりです。
- 経年劣化による損傷:台風以前から傷んでいた箇所は補償対象外となる場合があります
- 免責金額以下の損害:契約によっては損害額が一定額を下回る場合は保険金が支払われません
- 洪水・土砂崩れ:これらは火災保険ではなく、別途「水災補償」の加入が必要です
自分の保険が水災にも対応しているかどうか、あわせて確認しておくことをおすすめします。
台風で車が壊れた・水没した場合は車両保険が必要
自動車保険だけでは補償されない理由
令和6年8月の竜巻では、多くの車両も被害を受けました。しかし、自動車保険(任意保険)に加入していても、車両保険が付いていなければ、台風・竜巻による車の損害は補償されません。
自動車保険の基本的な補償(対人・対物賠償、人身傷害など)は、あくまで「事故」による賠償や自身のケガを対象としており、自然災害による車の損害は別扱いとなります。車両保険に加入していなかった方は、修理費用を全額自己負担することになってしまいました。
車両保険の「一般タイプ」と「限定タイプ」の違い
車両保険には大きく分けて2種類あります。台風・水害の補償を受けたい場合は、この違いを正しく理解することが重要です。
| タイプ | 補償範囲 | 保険料の目安 |
|---|---|---|
| 一般タイプ | 自然災害・当て逃げ・いたずらなど幅広く補償 | 高め |
| 限定タイプ(エコノミー) | 自然災害・火災・盗難は補償、当て逃げは対象外 | 低め |
台風・竜巻・水没による損害は、どちらのタイプでも補償対象となります。保険料を抑えながら自然災害のリスクに備えたい方は、限定タイプも選択肢のひとつです。
よくある質問(FAQ)
カーポートの被害は火災保険の対象になりますか?
カーポートは「付属構築物」として、建物と同じ敷地内にある構造物とみなされます。火災保険の契約内容によっては補償対象となりますが、契約時に「付属構築物を含む」設定になっているかどうかの確認が必要です。ご不明な点は、ご加入の保険会社または代理店にお問い合わせください。
台風と竜巻で保険の扱いは変わりますか?
基本的には変わりません。台風に伴う竜巻も「風災」として扱われるため、火災保険の風災補償が適用されます。ただし、保険会社によって細部の取り扱いが異なる場合がありますので、被害発生後は速やかに保険会社または代理店に連絡し、確認することをおすすめします。
車両保険に入っていなかった場合、補償を受ける方法はありますか?
残念ながら、車両保険に未加入の場合、自然災害による車の損害を保険で補填する手段は基本的にありません。ただし、自治体によっては台風被害に対する見舞金や支援制度が設けられていることがありますので、お住まいの市区町村の窓口にご確認ください。
まとめ:台風リスクの高い宮崎だからこそ、今すぐ保険を見直そう
宮崎県は全国でも台風の被害を受けやすい地域のひとつです。令和6年8月の事例が示すように、適切な保険に加入していれば、1,000万円規模の損害でも自己負担ゼロで乗り越えることができます。一方で、保険の内容が不十分だった場合、車の修理費用などが全額自己負担となるリスクもあります。
以下のポイントを今一度ご確認ください。
- 火災保険に「風災補償」が含まれているか
- 建物だけでなく「家財」も補償対象になっているか
- 自動車保険に「車両保険」が付保されているか
- 水災(洪水・浸水)への備えは十分か
保険の見直しは、被害が起きてからでは遅い場合があります。宮日商事では、お客様一人ひとりの状況に合わせた保険の見直しをご提案しています。
「台風には備えたいけど保険の見直しって難しくて・・」という方は保険の見直し相談会(無料)を、ぜひご利用ください。
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